2025年1月〜2月の園芸相談
新年を迎え、どことなく春めいた雰囲気になりますが、寒さはこれからが本番です。1〜2月の厳寒期でも、比較的雪が少ない太平洋側では、屋外の鉢や花壇でも、乾燥による被害に注意が必要です。
今月はこんな質問が届いています。
Question
Q-1
日なたの窓際に置いたシクラメンが、全体にぐったりしてしまいました。元に戻りますか。
Q-2
デンドロビウムの茎の途中から芽が伸びて、花が咲くのかと思ったら、根っこのような白いものも出てきました。このままでよいのでしょうか。
Q-3
きれいに花の咲いたクリスマスローズを1月に買いました。寒さに強いと聞いていたので玄関の外に置いていたのですが、花がすぐに茶色く傷んでしまいました。
Answer
A-1
シクラメンの葉や花茎がぐったりとしおれてしまったのは、水切れや暑さが原因の場合が多いです。水切れの場合は、花の茎をまとめて結わい、鉢全体を新聞紙で巻いてから、鉢の深さまで水を張ったバケツに半日ぐらい漬けて十分に水を吸わせましょう。
A-2
茎の途中から伸びてくる芽は、「高芽」と呼ばれ、花になり損ねてしまった葉芽です。親株の負担になるので手で取りはずします。根も伸びているようなら、根の部分を水ゴケで包み、小さめの鉢に植えつけると、新しい株として育てられます。
A-3
真冬の園芸店で販売されているクリスマスローズの開花株は、温室で加温され開花している場合があります。このような株は、戸外の強い霜に直接あたると、淡い色の花などは霜焼けをおこしたり、茎が横に倒れてくる場合があります。購入後しばらくは、夜間のみ加温していない玄関に入れるなどして慣らしてゆくとよいでしょう。
緑化相談窓口のご案内
Eメール |
- 左記の「Eメール」をクリックすると七北田公園都市緑化ホールのページに移動します。そちらの「Eメール」をクリックすると受け付けます。
- 正確にお答えするために、なるべく栽培している地域(気候により状況が変わります)や栽培状況を詳しくご記入ください。
- 質問には速やかに回答するよう努めていますが、多少時間がかかる場合もありますので予めご了承ください。
|
緑の相談所
受付窓口
|
お急ぎの方は電話相談をご利用ください。
【七北田公園都市緑化ホール】
- 住所:仙台市泉区七北田字赤生津4 七北田公園内
- 電話:022-343-7741
※受付時間:午前9時〜午後4時30分
※休館日:毎週月曜日(ただし、月曜日が祝祭日と重なった場合は翌日)、12月28日〜1月4日
|