2024年7月〜8月の園芸相談
梅雨の間は、蒸し暑い日々が続きます。植物には過湿、日照不足による徒長などが起こりがちです。風通しよく、蒸れを防ぐ管理を心がけましょう。梅雨明けからは本格的な暑さ到来です。朝夕の水やりに追われる毎日ですが、植物の圧倒的な成長を楽しめる時期でもあります。
今月はこんな質問が届いています。
Question
Q-1
アジアンタムの鉢を買い求め、室内で育てていたら葉が縮れたようになってしまいました。水が足りなかったのでしょうか。
Q-2
四季咲きのバラを庭で育てていますが、つぼみのついていない枝は切った方がよいのでしょうか。切った方がつぼみに栄養がゆくと思い、花のない枝が出る度に切り取っています。
Q-3
梅雨明けごろから、サツキの葉が白っぽくなり、葉の裏には黒い点々としたものが付いています。これは病気でしょうか。
Answer
A-1
![アゲラタム](img/a1.jpg)
夏に涼しげなアジアンタムですが、乾燥に弱いので注意が必要です。室内の明るい所でエアコンや扇風機の風が当たらないようにし、水は表面が乾いたらたっぷり与えましょう。傷んだ葉は切り取り、特に夜間の湿度を保つと新しい葉が出やすくなります。
A-2
![バラ](img/a2.jpg)
植物は葉で光合成をしているので、基本的には切らない方が生育はよくなります。ただし、成株の場合、込んだ株の内側に出た枝には十分な日光が届かず、良く育たない場合もあります。このような場合は早めに切り取っても大きな影響はありません。生育不良の株や、若木では、新しい枝は残した方が無難です。
A-3
![ツツジ](img/a3.jpg)
ツツジグンバイムシの被害と思われます。葉の裏から吸汁し葉を白くかすり状にし、点々と黒い排泄物を残します。同じような症状にハダニの被害があるのですが、こちらの場合、黒い排泄物を出さないので判断できます。ツツジグンバイムシの発生を見つけたら、葉裏を重点的に、アセフェート液剤などを散布します。風通しが悪いと発生しやすいので、枝を間引いて風通しをよくし防除に努めましょう。
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