5日:小寒・しょうかん
「寒の入り」といわれ、これから更に寒さが厳しくなるころ。小寒から節分までの三十日間のことを「寒の内」といいます。
20日:大寒・だいかん
一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。雪や氷のある日が続きます。
落葉樹のほとんどが休眠に入り、剪定の適期です。果樹の剪定は、樹種ごとの花芽や実のつき方をしっかり理解してから行いましょう。また、冬は枝や幹が観察しやすいので、カイガラムシなどの害虫を見つけやすい時期です。冬の間に防除しておきたいものです。
鉢植えの樹木は冬でも水やりが必要です。土の表面が乾いたら、晴れた日の日中に、鉢底から流れ出るまでじゅうぶん与えておきます。
室内で育てている鉢植え草花は、明け方の冷え込みや、暖房の効きすぎにも注意が必要です。室内の水やりは部屋によっても大きく違ってきます。一鉢毎によく観察してください。
戸外の花壇や鉢植えの草花は、霜柱による株の浮き上がりや乾燥を防ぐため、マルチや霜よけを行うのも効果的です。
日照時間が短く、気温も下がるので熱帯植物には厳しい季節です。種類にもよりますが、できるだけ10℃以上を確保しないと落葉する可能性がありますので、保温に注意します。
全ての洋ランは室内の窓辺の、日光ができるだけ当たる場所におきます。特につぼみのある株は、一番日当たりのよい場所に置きましょう。つぼみに十分な日光が当たらないと、本来の花色が出ない場合があります。
水は植え込み材の表面が完全に乾いてから、2〜3日待って与えます。すべての洋ランに肥料は必要ありません。