7日:大雪・たいせつ
雪がいよいよ降りつもってくるころ。平野でも積雪が見られる季節になります。
21日:冬至・とうじ
一年で一番夜の長い日です。厄払いに小豆や南瓜を食べ、ゆず湯に入る習慣があります。
寒さがきびしくなり、ほとんどの樹木は休眠します。落葉した樹木は枝ぶりが見やすく、整枝や剪定の適期です。特にモミジ類は樹液の動きが早いので、年内のうちに剪定しておくことをお勧めします。
やや耐寒性の弱い樹種や、植えたばかりの樹木などは、株元へ堆肥を敷くマルチングがお勧めです。寒風が強く当たる場合は防風ネットで保護することもできます。本格的な積雪の前に庭の様子を観察して、冬越しの準備を整えましょう
室内の窓辺に置いた鉢は、明け方の冷え込みに注意しましょう。耐寒性のある宿根草も地上部が枯れてきたものは、枯れ枝を切り取り、落葉を掃除しておきましょう。
球根植物や多年草では、翌年の開花のために一定の寒さが必要な植物が多いです。休眠期には保温し過ぎないように注意します。雨が少なく、乾燥が激しい場合や、屋外の鉢植えには冬でも水やりが必要です。暖かい日の午前中に水を与えるようにしましょう。
落ち葉や、剪定枝は病原菌や害虫の越冬場所となるため、庭に残さず処分しましょう。厚い樹皮の下や割れ目で越冬する害虫も多いため、ワイヤーブラシなどで荒皮を削り、掃除します。ブドウやキウイフルーツは樹液が動くのが早いので、1月中ぐらいまでに剪定を済ませておきます。
全ての洋ランは室内の窓辺の、日光ができるだけ当たる場所におきます。特につぼみのある株は、一番日当たりのよい場所に置きましょう。つぼみに十分な日光が当たらないと、本来の花色が出ない場合があります。
水は植え込み材の表面が完全に乾いてから、2〜3日待って与えます。すべての洋ランに肥料は必要ありません。