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シクラメンの上手な管理

シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の多年生球根で、原種は北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域にかけて約15〜20種分布しています。近年、様々な新品種が創り出され、楽しみ方の幅も広がってきました。

様々なシクラメン

ノーマル種 フリンジ(フリル)咲き ロココ咲き
ノーマル種 フリンジ(フリル)咲き ロココ咲き
八重咲き クレステッド咲き 原種シクラメン
八重咲き クレステッド咲き 原種シクラメン

置き場所

  • 開花は低温期のため、室内での管理になりますが、昼夜の温度差が少ない方が株の傷みは少なくなります。耐寒温度は10℃前後ですので、昼でも暖房の効いた部屋はシクラメンにとってはあまり良い環境ではありません。
  • 暖房設備のある部屋で育てるときは、乾燥により草勢を失う場合があります。土だけではなく、霧吹きによる葉面散布も行ってください。
  • 美しい花を次々と咲かせるためには、日光浴は欠かすことができません。室内では窓際などに置き、ガラス越しの日光を当ててください。

花柄の除去について

  • 咲き終わった花は、花茎をつまんで捻りながら引き抜きます。
  • 引き抜いた際に花茎の途中で折れてしまった場合、残りの部分が腐り、病気の原因となるので、必ず基部から取り除きます。

潅水について

シクラメンの球根は地下茎が肥大したものですが、過湿状態にすると腐りやすくなります。水やりは表土が乾いてから十分に与えましょう。冬期間の潅水は、午前中に与えることが大事です。寒い時間帯の水やりは鉢土を冷やす原因となり、植物への負担となります。

また、シクラメンは、下根から水を吸わせる「底面給水鉢」で出まわっていることが多く、それぞれで水やり方法が違いますので、手持ちの鉢がどのような種類かを確認したうえで正しい水やりを行ってください。

底面給水鉢
  • 受け皿の水が無くなってから、受け皿の深さの3分の2程度の水位を目安に与えます。
  • 葉がしおれるまで乾かしてしまった場合、受け皿から水が上がりにくくなりますので、このような場合は、鉢土の表面からたっぷりと水を与え、受け皿に流れ出た水を捨て、新しい水に取り替えます。回復後は、通常の水やりに戻します。
普通鉢 鉢土の表面が乾いてきたら、球根に掛からないように、鉢底から流れ出るくらい水を与えます。受け皿には水を溜めないようにします。

肥料

底面給水鉢 カリ分の多い液体肥料(1,000倍)を、7〜10日に一回くらい鉢底から与えます。
普通鉢 カリ分の多い液体肥料(1,000倍)を、7〜10日に一回くらい与えます。または、3要素等量の緩効性肥料を2ヶ月に一回くらい球根に触れないように鉢の縁に置きます。

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