春から夏にかけて順調に育った観葉植物も、秋になると次第に成長が鈍ってきます。気温が低下するに従い戸外から室内又は温室などに戻し、保温しながら冬越しさせます。
⇒低温に強く、株全体の葉の面積が多い植物は3〜4日後
⇒低温に弱く、株全体の葉の面積が少ない植物は5〜6日後又は一週間後に与えます。
通風 | 暖かい日は換気を心がけ、まんべんなく日に当てるようにします。風通しが悪くなると、病害虫の発生の原因となります。 |
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肥料 | 観葉植物の種類によっては、2,000倍に薄めた液体肥料を与えます。 |
保温法 | 高温を要さない種類の植物は、夜間にビニールや紙袋を被せて保温します。保温と保湿を兼ねて、入浴後に浴室に取り込むのも一つの方法です。 |
間接光を好む種類 | アグラオネマ、アジアンタム、アスプレニウム、エピスシア、ギヌラ、シンゴニウム、スパティフィラム、ディフェンバキア、フィットニア、プテリス、ベゴ、ホヤなど |
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春・秋は日光に当て 夏幅半日陰に置く種類 |
アスパラガス、アンスリウム、オリヅルラン、カラジウム、カラテア、コルジリネ、サンスベリア、シェフレラ、シッサス、ドラセナ、トラディスカンディア、ツデー、ピレア、ブライダルベール、セローム、ベゴニア、ヘデラ、ペペロミア、ポトス、モンステラ、ヤシ類など |
日光を好む種類 | アフェランドラ、アロカリア、アロカシア、アプチロン、クロトン、ココヤシ、ゴムノキ、シペラス、ソケイ、ソテツ、ユッカなど |
高温グループ (10℃以上) |
温室又は保護容器に取り込み、加温が必要 | アグラオネマ、アフェランドラ、アロカシア、アンスリウム、エピスシア、カラジウム、カラテア、クロトン、アレカヤシ、パンダナス、コーヒーノキ、エキナンサス、マランタなど |
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中温グループ (5℃〜10℃) |
加温は必要ないが、保護が必要 | アカリファ、アジアンタム、アスパラガス、アスプレニウム、ギヌラ、ピレア、コルジリネ、スパティフィラム、シンゴニウム、ドラセナ、ディフェンバキア、ツデー、シッサス、ベゴニア、ポトス、パキラ、ヘゴ、シェフレラ、プテリス、アロカリアなど |
低温グループ (3℃〜5℃) |
関東以西ならば室内に置くだけでも越冬する | アナナス類、ゴムノキ、サンスベリア、トラディスカンディア、ブライダルベール、オリヅルラン、ヘデラ、ホヤ、フェニックス・ロベレニー、ムラサキオモト、ラピス、ビギーバックなど |
多湿を好む種類(70%以上) | アグラオネマ、アロカシア、アンスリウム、エピスシア、スパティフィラム、シンゴニウム、ディフェンバキア、ピレア、フィロデンドロン、フィットニア、ポトス、モンステラなど |
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普通の種類(50〜70%) | アカリファ、アナナス類、カラジウム、ゴムノキ類、コルジリネ、カラテア、シダ類、クロトン、パンダナス、ドラセナ類、ホヤ、マランタなど |
湿度をあまり必要としない種類(50%以下) | アスパラガス、オリヅルラン、ギヌラ、サンスベリア、プラチセリウム、ツユクサ、ヤシ類など |